2/21 「固有種 ニホンイシガメは今」 セミナーの様子
2月21日月曜日に自然環境情報ひろば 丸の内さえずり館にて、「固有種 ニホンイシガメは今」というタイトルのセミナーが開催されました。スピーカーとして当会代表の小菅と同理事で東大農学特任研究員の小林が招かれ、ニホンイシガメの現状についてお伝えする機会を頂きました。
今回のセミナーは、現在自然環境情報ひろば 丸の内さえずり館で行われている企画展示「カメはつらいよ~忍び寄る外来生物問題」会期中に行われる全3回のセミナーのうち、第1回目でした。
19時~20時頃までニホンイシガメの現状についてお伝えし、その後質疑応答となりました。
参加者は24名で、JR有楽町駅近くとあって、会社帰りの会社員の方が中心でした。

日本にいるカメのこと、カメがどのような生活をし、どのような場所で生息しているのかなどを始めにお伝えしました。主たる生活の場である河川やその周辺環境の改変や、外来種の移入が日本にもともといるカメ(特に固有種ニホンイシガメ)にどのような影響を与えているのか、わたくしたちの主なフィールドである千葉県の事例を交えながらお伝えしました。
千葉県内で1997年から調査を続けている河川では、2008年にカメの大量死が起こりました。死んでいたカメは近年千葉県内でも分布を拡大、生息数を増やしているアライグマによって捕食されたと考えられます。設置したセンサーカメラで撮影されたアライグマの様子を紹介するなど、最近の調査から明らかになったことについてもお伝えしました。
会場に着くとまずはこちらの大きなイシガメ?がお出迎えです。

その隣にはカミツキガメの骨格標本。

会場内にはポスターやパネル展示、

調査道具などの展示もありました。

図鑑には載っていない、日本における野外のカメたちの現状についての情報が書かれています。ぜひ会場でじっくりご覧ください。
企画展示「カメはつらいよ~忍び寄る外来生物問題」は、認定NPO法人生態工房さんが企画し、3/30(水)まで開催されています。
今回のセミナーは、現在自然環境情報ひろば 丸の内さえずり館で行われている企画展示「カメはつらいよ~忍び寄る外来生物問題」会期中に行われる全3回のセミナーのうち、第1回目でした。
19時~20時頃までニホンイシガメの現状についてお伝えし、その後質疑応答となりました。
参加者は24名で、JR有楽町駅近くとあって、会社帰りの会社員の方が中心でした。

日本にいるカメのこと、カメがどのような生活をし、どのような場所で生息しているのかなどを始めにお伝えしました。主たる生活の場である河川やその周辺環境の改変や、外来種の移入が日本にもともといるカメ(特に固有種ニホンイシガメ)にどのような影響を与えているのか、わたくしたちの主なフィールドである千葉県の事例を交えながらお伝えしました。
千葉県内で1997年から調査を続けている河川では、2008年にカメの大量死が起こりました。死んでいたカメは近年千葉県内でも分布を拡大、生息数を増やしているアライグマによって捕食されたと考えられます。設置したセンサーカメラで撮影されたアライグマの様子を紹介するなど、最近の調査から明らかになったことについてもお伝えしました。
会場に着くとまずはこちらの大きなイシガメ?がお出迎えです。

その隣にはカミツキガメの骨格標本。

会場内にはポスターやパネル展示、

調査道具などの展示もありました。

図鑑には載っていない、日本における野外のカメたちの現状についての情報が書かれています。ぜひ会場でじっくりご覧ください。
企画展示「カメはつらいよ~忍び寄る外来生物問題」は、認定NPO法人生態工房さんが企画し、3/30(水)まで開催されています。
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