NPO法人カメネットワークジャパン スタッフブログ/カメら目線

カメネットワークジャパンの活動など、カメ(とカメにかかわる人たち)の目線でいろいろお伝えします。

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2/5~6 固有種ニホンイシガメの保全 調査の様子

2/5~6と2/12~13の4日間かけて、君津市内の河川で調査を行いました。この調査は環境NGOアースウォッチ・ジャパン(の国内プロジェクト「固有種ニホンイシガメの保全
として行われました。

人為的な環境改変や外来種の侵入による影響によって、淡水性カメ類が減少していると指摘されていますが、過去の生息数に関する知見は乏しい状況です。この調査は、カメならびに水田や河川周辺部を利用する生物の生息環境を保全するための基礎資料のひとつとなります。

この調査地では1997年から越冬期を中心に調査が継続されています(2001年~2003年までを除く)。調査地である河川は農業用水路として江戸時代より伝統的な水位調整が行われてきました。田んぼに水を張る時期には堰によって水位を上げ、田んぼへ水を引き入れます。中干しの時期になると堰を外して水位を下げ、田んぼから水を抜きます。それに伴いカメは徐々に用水路に戻ってきます。護岸されていない河川では水の流れによって川岸が削られて横穴ができます。冬になると、カメはその横穴を利用して越冬します。その横穴に手を突っ込んで手さぐりし、直接素手でカメを捕獲します。

水位調整している堰
1

捕獲した後、カメのからだの各部位(背甲長・腹甲長・背甲幅長・体重等)をノギスと秤で測定し、計測データ(種・性別・からだの部位の測定値等)を記録して、捕獲したところにカメを返します。

それでは実際の調査の様子をお伝えします。
2/5~6はスタッフ5名、ボランティアの方3名で調査を実施しました。

調査の概要説明の様子
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実際に川へ入ります。
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最初は皆さん緊張の面持ちでしたが…
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ちらほらとカメが捕獲され始めました。
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ニホンイシガメの幼体を捕獲。
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調査中捕獲されたカメを見ながらカメのからだについて説明。
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上がメス、下がオス。総排泄孔の位置などによって見分けます。
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昼食がてら、研究の話なども。
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手にしているのはセンサーカメラ。これでカメの捕食者と目されている哺乳類の姿をとらえます。

2008年の調査ではニホンイシガメやクサガメの死骸が大量に見つかりました。近辺に多数見つかった足跡から、近年千葉県内でも急速に生息を拡大しているアライグマによって捕食されたことが大量死の原因だとわたくしたちは考えています。今回の調査では、こういったアライグマによる捕食による被害が続いているかどうかについても調査を行いました。

*アースウォッチの研究者、固有種のニホンイシガメ生息数急減を憂慮
http://www.earthwatch.jp/project/result/i-turtle/08i-turtle.html
という記事にも掲載しています。

翌2/6の調査では、ボランティアの皆さんも
手慣れた様子で手探りしています。
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皆さん、いい笑顔です。
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ボランティアの皆さんと当会の理事であり、大阪市大正川で活動されている和亀保護の会代表の西堀さんです。

この日捕獲したカメたちと一緒に。
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捕獲した後はカメのからだの測定です。

いよいよ測定です。

研究者とスタッフ、二人ひと組で測定を行います。
0206-004.jpg
ボランティアの方には記録をお願いしています。
0206-005.jpg
個体それぞれ記録写真を撮ります。
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越冬期でも結構動きます。
0206-007.jpg
2/5~6で捕獲できたカメは全部で59個体。
クサガメ59個体
ニホンイシガメ14個体
でした。

続きます!
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